健康意識が高く、ネットで意識的に情報を仕入れいている人は、ワクチンの危険性を知っている。
だからテレビCMなんかで「感染症予防のためにワクチンを打ちましょう」とやってるのを見ても、ひとまず懐疑的に見るフィルターが備わっている。
しかしそういう人も、自分の子供が生まれて、役所からワクチンの定期接種を打つ勧めが届くようになると、悩むことになる。
「私が子供の頃はこんなにたくさんのワクチンを打たなかった。本当にこれだけのワクチンが必要なのだろうか?」
定期接種のワクチンは年々増加の一途である。
かつての三種混合が四種混合になり、さらにHib、肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルスなど、赤ちゃんは無数の”ワクチンの洗礼”を浴びることになる。親御さんはワクチンスケジュールの管理にも一苦労である。
今日当院に、生まれてまだ一か月の赤ちゃんを抱っこするお母さんが相談に来られた。
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