院長ブログ

対局

2018.11.24

神戸大丸で、今日の2時かぁ。
時間あいてたら絶対見に行くんだけど、仕事なんだよなぁ。

ひふみんに限らず、棋士というのは僕にとって憧れの存在です。
実際の刀こそ握らないけど、相手玉の首をとること目指して、駒という剣で激しく斬り合う。
将棋とは、プライドをかけた知的格闘技であり、棋士は『騎士』に他ならない。子供が宮本武蔵に憧れるのと同じ感覚で、棋士をかっこいいと思う。
僕にとっては、下手なアイドルよりよほどアイドルだ。AKBがどうのこうのとか全然知らないし、近所に来るとなっても何も感じないけど、ひふみんが来るとなると、テンション上がるし、見れないことはすごく残念だ。
いや、想像なんだけど、多分、大したトークはしないと思う。どのスィーツが好きだとか、愚にもつかない話をすると思う笑
でも、それでも、聞きに行きたい。
もはや一線を引いた老兵の茶飲み話かもしれないが、名人経験者であり、数々の記録を打ち立てた将棋界のレジェンドなんだ。そのナマの声に触れる機会なんてめったにないことだからね。

しかし、考えてみれば、僕の仕事も棋士と通じるところがあるようにも思う。
患者の悩みにしっかり向かい合い、限られた時間のなかで、それに対する最善手をすばやく検討する。患者の病気をいかにして詰ませるか、そこが僕の勝負所だ。
棋士にとっては、他のどんなことよりも、対局が大事だという。
同様に、僕にとっての最優先事項は、僕のクリニックに来てくれる患者なんだ。